結婚相談所/結婚相手紹介サービス
●結婚相手紹介サービス業とは
結婚相手紹介サービス業とは、「結婚又は交際を希望する者への異性の紹介」することを業とするもの。
日本標準産業分類においては、「大分類Qサービス業(他に分類されないもの)」に該当し、「中分類83その他の生活関連サービス」→「小分類839他に分類されない生活関連サービス」の中の「細分類8392結婚相談業、結婚式場紹介業」に該当。
型的には、「仲人・結婚相談型」、「データマッチング型」、「インターネット型」の3類型に整理されるが、それぞれの機能を兼ね備えた複合的なサービスが展開されている。
①仲人・結婚相談 (お世話業)
(連盟組織加盟によるマッチングプール共有型)
いわゆる仲人や担当者が、結婚を希望する男女を引き合わせることを目的とし、お見合いのセッティングや交際をサポートするサービス等。中小事業者、個人事業主が中心。事業者数で全体の9割弱を占める。(身元保証)
結婚相談所の大きな特徴は、“出会い”だけでなく、会員に“結婚”してもらうことに重きを置いている場合が多く、それゆえ成果報酬型(成婚料)を採用している会社が多い
②データマッチング型 (紹介業)
(事業者独自のマッチングプール形成型)
あらかじめ会員が登録したデータに基づいて、結婚を希望する男女に対し、相手を紹介するサービス等。大手結婚情報サービスが該当する。
③インターネット型 (紹介業)
(事業者独自のマッチングプール形成型)
インターネット上において、会員が自主的な活動により、希望する相手と交際することを支援するサービス。
※当相談所の「情報紹介型プラン」がこれに当たる。
●サービスの内容・契約の実態
①サービス内容としては、結婚を目的として様々なサービスを継続的に提供するも
ので、具体的には以下のとおり。
・コンピュータマッチング・HPによる異性紹介
・書面による異性紹介・ビデオによる異性紹介
・機関誌による異性紹介・会員向け雑誌の発行
・パーティの開催・サークル活動
・カルチャー講座・お見合いの設定
・お見合いの立ち会い・結婚式の相談・斡旋
・ハネムーンの相談・斡旋・結婚全般のコンサルティング
②各事業者の会員数(調査時点)は、結婚情報サービス協議会加盟4社の平均は男
性2万人、女性1万4千人。それ以外の事業者の会員数の平均は男性176人、女
性は144人。
③入会のための資格や制約は、「特にない」(58.8%)が半数を超えるが、「年齢」
(21.9%)、「年収」(19.6%)、「職業」(18.7%)はほぼ2割の事業者
が設けている。
④また、会員1人につき実際に1年間で紹介する人数は、平均で12.3人となっ
ている。会員のうち、1年間で交際までに至った人数は、男女ともに4~5人に1
人。結婚までに至った人数は、男性が7%、女性が8%となっている。
結婚情報紹介業のクレーム
◆入会資格
入会資格は、独身で結婚を前提としたお付き合いを希望する人となっている。国際結婚希望者や、身体障害者で結婚を希望する人といったような、細分化されたサービスを提供する業者もある。
男性の場合は、安定した収入が求められ、定年退職者を除いて、定職についているということが入会条件になっている会社が多い。
一定の容姿や若さを重視する男性が多いため、女性は年齢制限があることが多い。
※当相談所では、男女ともに年齢に上限設定は設けていません。
・社会人として良識がり、法的にも実生活においても健康な独身の方。
・経済的、身体的、精神的に性所な結婚生活を営める方。
・連盟の定めた証明書類を提出できる方。(入会申し込み身上書、独身証明書、卒業証明書《短大卒以上》、収入証明書《男性のみ》など)
共有のお願い
この記事は誰かの役に立ちそうですか? もし誰かの役に立ちそうだと思っていただけたら、下のボタンから共有をお願いします。運営者のモチベーション維持にもつながります。