他力本願
「他力本願」とは、他人任せということではない。
「自力」つまり、自分の一人でなんとかしよう、自分だけでうまくできると慢心するのではなく、人でも努力するが、周りの人との縁や、見えない力に「全てを余だねる」たときに幸せになれるという意味です。
「他から守られる、助けられる力」が「他力」と言えます。
(浄土仏教では、「他力」とは「阿弥陀如来の力」を指し、「本願」とは、本当の願い、という意味で、今日の言葉で言えば約束ということです。)
仕事で分からないことは先輩に尋ねます。
おいしいものを食べたいなら、おいしいものを食べさせてくれる店に行きます。
そういう努力や行動は必要です。
部屋に引きこもっていても何も起きません。時間が経過するだけです。
出会いも結婚も、ある意味、他力なのかもしれません。
自分だけの力だけではどうにもならない時、他に助けを求めるのは恥ずかしいことでもなんでもありません。
求めて行動に移すこと。
運が良ければきっと素敵な出会いが訪れます。