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「栃木の元気」#2
結婚相談所を開業したわけ
(鈴木)あの~ 私もそう言われるんですよ。
人の相談を受けると、あまり入ってこないし、入ってこないわけでもない。
そんなことで気が合うのかもしれない。
(鈴木)あのぉ、40代半ばでリタイヤって、これはどういうことですか?
(益子)会社の問題もあったんですけれど、この当時、濡れ落ち葉って言葉、聞いたことがありますか?
(鈴木)ハイ
(益子)あのぉ、退職した亭主が・・・・
(鈴木)「濡れ落ち葉」きつい言葉ですね。
(益子)という話をいっぱい聞いたり、仕事をリタイヤした瞬間元気がなくなりヒュ~ンと逝っちゃったりとか、そういう人の話をよく聞いたものですから、元気なうちに、ちょっといろんなことをやっておこうと。サラリーマン時代は時間が自由にならなかったものですから。それで景気もちょっと悪くなってきたものですから、しばらく遊んで、景気がよくなったらもう一度カムバックしようと想っていたんですが、
(鈴木)ならないですね。
(益子)ちょっと長く遊んでしまいました。
(鈴木)すごい、遊べるだけの蓄えがあったんですね。
(益子)あまり贅沢はしなかったもので。
(鈴木)まあ、何とか生きてはいけると。
(益子)独りだからやっていけたということになります。
(鈴木)この間にいろいろ。
務めちゃうと休みが土日しかまとまって取れないとかですね、忙しいと有給まとめて取るなんか会社に悪いとか、あるいは言いづらいとかね。
そんなの関係ないフリーな状態でいろんなところへ行っていろんなものを見たというのはその後すごくよかったのかもしれませんね。
(益子)そうですね。船旅で108日、一緒に生活していたんですけれども、そこは一つの村みたいなものなんですよ。
そこで皆さん、過去に自分を知らないから誰にでもなれるんですよ。
(鈴木)なるほど。
(益子)だから気が弱い人が、木が大きい恰好してふるまっても誰もそうだと思うから、どんな性格の人間にもその船の上で離れる。
(鈴木)皆さん、そういうきっかけづくりにその船の旅を選ばれる人も多かった。
(益子)多かった。
今回は南半球一周ということで、南極とか南米とかアフリカに行くということで、なかなか行けない機会なので。
そういった船の上での出会いがあったりとか、ともかくいろいと感じることがあったもんですから、そこでは。
(鈴木)感情の在庫って行くか、こういうときはこう思うとか、一杯そこで感じちゃったんですね。
(益子)普段しゃべれない人と話をしたりとか、どこかのお偉い社長がいたり、会長がいたり、一般のサラリーマンだとか(船に)乗るために学校を休んだり、会社を辞めてこられたもいらっしゃったし、そういう方と分野の違う話もできました。
(鈴木)おそらく精神的にね、さっきの濡れ落ち葉じゃないですけれど、居場所がないだとかそういう人実際は多くて、そんな相談にも乗ることがあるんです。誰かに話したいってあるじゃないですか。
そう考えるとこの船の旅で違う自分になって生きてみるなんて、りっフレッシュするかもしれませんね。
(益子)違う自分になるってすごい体験なんですよ。
(鈴木)そうですね。その後こういうお仕事をされると思っておられたわけではないと思うんですけれど、結局それが肥やしになっているというか。
(益子)ハイ
(鈴木)この結婚相談所っていう、私もあまり接したことがないんので、そういう仕事はあるのは知っているんですけれども。
(益子)ハイ
(鈴木)この結婚相談士とか、ブライダル・セラピストといった肩書もお持ちなんですけれど、やろうと思ったのはどうしてですか?
(益 子)考えてみたら、人に携わる仕事ばかりやっていたんですよ。営業とか教師とか。あとは、経営指導とか。経営指導って結局はコンビニエンスを経営している ご夫婦の愚痴を聞いたりとか、数字のことばかりではなく、ご家族の相談を受けたりとか、そういう人間的な話を聞いていましたし、それのスキルアップのため に、カウンセリングとかコーチングとかを勉強したんですよ。
(鈴木)なるほど。
(益子)あっ!これは使えるなと、しかも結婚相談所ってそんなにお金がかからないで始められるので。フランチャイズチェーンってかなりの額がないと加盟できないんですが、結婚相談をやりたいと言えばすぐにでも始められるんですよ。
(鈴木)すぐ始められてんですか? ・・・・続きを読む