6月23日のブログでは、「幸せな家庭を作ること」を提案しましたが、ではどのようにしたらよいのでそうか。
まず「幸せな家族」と「不幸な家族」の違いを考えてみると、
第一にコミュニケーションの質
第二にサポート関係の違い
第三に価値観の共有が考えられます。
具体的には、
1. コミュニケーションの質について
幸せな家族は、日常的な会話や問題解決のための対話が円滑で、お互いの意見や感情を尊重し合っています。例えば、夕食時に一日の出来事を共有し、嬉しかったことや困ったことを話し合う習慣がある家庭では、家族間の理解が深まります。
これに対して、不幸な家族では、コミュニケーションが断絶しがちで、意見の対立が頻繁に起こっています。例えば、子供が悩みを打ち明けても、親が忙しくて耳を貸さない状況が続くと、信頼関係が損なわれてしまいます。
2. サポート体制の違いについて
幸せな家族は、メンバーが互いにサポートし合う関係を築いています。困難な時に助け合うことで、絆が深まり、安心感が得られます。例えば、親が仕事で遅くなる時、兄弟が協力して家事を手伝うことで家庭の負担を軽減できます。
一方、不幸な家族は、個々が孤立しがちで、支え合うことが少ないため、ストレスが増大します。例えば、誰も手伝わない家庭では、親が全ての家事を背負い、疲弊してしまいます。
3. 価値観の共有の大切さについて
幸せな家族は、共通の目標や価値観を持ち、それに向かって協力し合ってます。家族全員が健康や教育に対する高い関心を持つ場合、それぞれが運動や勉強を励まし合い、成果を生むことができます。家族で一緒に運動する時間を設けたり、子供の学習を親がサポートしたりすることで、共通の価値観が育まれます。
反対に、不幸な家族では、価値観の不一致が原因で対立が生じやすく、協力が難しくなります。親が教育に熱心でも、子供が全く興味を示さない場合、衝突が起こるなどです。
また、これら健康な家族を維持させためには、社会とのつながりを持つことが大切です。職場や学校、異業種交流やサークル、近所づきあいなどで家庭外から新しい風(情報や支援等)を入れ、家族のエネルギーに変えるのです。対価として地域や社会に対する貢献も忘れてはなりません。
社会とのつながりを断ってしまうと、家庭の空気がよどみ、家族の関係が硬直化してしまう可能性が大きくなります。具体的には、文句の言い合いなど非創造的なやり取りが何度も繰り返され、ストレスがたまり、依存状態になり精神的にも病んでしまうこともあります。
不健康な家族にならないためには、夫婦のコミュニケーションと信頼関係が何よりも大切です。
夫婦と言えども他もとは人同士です。だから耳を傾け、、互いに歩み寄り、気遣い合って信頼関係を保っていきたいものです。