「人の本能は『現状維持』である」という人がいた。
体温が上がれば下げて元の温度にもそうそうとするように、変化に対し元の状態の戻そうという働きで、変化に抗(あらが)い今の状態を保とうとすることだ。
ひとり身でい続けるのも現状維持のメカニズムが働いているのかもしれない。
変化するのは環境や世界がわかるのだから確かに怖いことだ。
変わらないでいられたらこんな素晴らしいことはないのかもしれない。
しかし残酷なことに、人は歳を取るし環境は変化する。
今のままではいられ合い、
元気な体もいずれはガタが来て、思うように動かせなくなってくる。
生きた証も残したい気持ちが出てくる。
子をもうけ、子孫を残そうとするのもその表れか。
最近読んだ本に、「人間の使命は、成長することと、人や社会のためになること」とあった。
これを両方かなえるのに最適な方法は、家族をもうけ幸せな家庭を作ることだと思う。
独身の方にはぜひチャレンジしてほしいものだ。