そもそもやる気のない人間なんていないのです。
たんに、「やる気の回復方法」を知らないだけです。
1.やる気には3段階の状態があります
①やる気がマイナスの状態
②やる気がゼロの状態
③」やる気がプラス
人から非難されたり否定されたときに③から①の状態になることがあります。
②のやる気ゼロから①のマイナスになることはまずないでしょう。
そもそも「やる気がないと仕事ができない」という思い込みを手放すことです。
これがプロの仕事に対する姿勢です。
2.あなたも「やる気のある人は素晴らしい人」と思っていませんか?
実は、やる気おある人に限って燃え尽きやすいということがあります。
熱しやすく冷めやすいのです。
「やる気など、そもそもはない方がいい」という考えをしてみるというのも一つです。
感情と仕事をリンクさせないのです。
3.そもそも「やる気」とは何んでしょうか?
やる気とは、「次に何をするかがわかっている状態」のことを言います。
したがって、
①次に行う選択肢がゼロ
②次に行う選択肢が3つ以上
こういう時人はやる気を失います。
次にやることがなにか1つだけ具体的にわかっている状態であれば、やる気が出ます。
やることが大きかったら、2つに分けて、やることを細分化してみるのです。
4.やる気を失う5つのパターン
①完璧主義だと、やる気をなくす
完璧主義の人は、選択肢が多すぎてやる気を失います。
次に行うことを1つに絞って行動に移すことです。
②好きでないこと
やりたくないことに対して、やる気が出ないのは当然です。
好きでないことをどうしてもしなければいけないとしたら、何か好きなことを1つ加えて着手してみてはいかがでしょうか?
③失敗か成功を常に意識する
過去の失敗体験に引きづられてやる気をだせない人もいます。
「結果」より「準備」に重点を置いてみてはいかがでしょか? イチロウのように。
準備には失敗も成功もありません。
④上司や親から文句を言われる
文句を言われようが、言われまいが、やることは同じです。
これは「モチベーションを他人に依存」しているのです。
他の人に自分のやる気を左右されてしまっている状態です。
⑤燃え尽きてしまっている
燃え尽きる前に、燃え尽きない工夫をする。
続きが気になった方は、今回参考にした本に目を通してみてください。
「いつでもどこでも すぐやれる人になれる『「1分間やる気回復術』」石井貴士著 秀和システム