新型コロナの影響で生活環境が一変しました。普段なら直面しない出来事に見舞われている方も多いことと思います。
かくいう私も。4月末に実家の岩手に住む母を亡くし、5月初めに約一回り下の友人を亡くし、その後少し年下の友人が脳梗塞で入院しました。
母は86歳という年なので、少なからずも覚悟をしておりましたが、岩手はコロナ感染者が0人ということもあり、県外の親族を葬儀に呼ばないことにしたため、コロナが落ち着いたころを見計らってお焼香にいくつもりです。
亡くなった友人は、元ラガーマンであり、体格もよく、訃報を聞いた時には友人の親族かと勘違いしたぐらいです。本人と知って驚きを隠せませんでした。
また、Facebookで友人が入院したことを知り、「明日は我が身、これ他人ごとではないと」と、自分に言い聞かせました。
人生100歳時代といわれ、後30~40年残っている気になっていましたが、1日1日をどう生きていこうか、使命をどう果たそうかと改めて考えさせられました。
そしてコロナウイルス性肺炎による多臓器不全で力士の勝武士さんが28歳の若さで死去されたという報道を耳にし、「妻子がいるので自分だけの命ではない。体を労わろう」と思いました。
感染に対する心的ストレスに加え、経済的打撃をこうむり、大変な思いをされている方も多いことと思います。まずは生き延びることです。永遠に続く苦難はありません。どんな悪天候や災害もいずれは過ぎ去ります。
過ぎ去った後には、新たな時代が始まることでしょう。
ステイ・ホーム。 この時間を活用し、次に時代に備えましょう。