50代にして子供を授かった私は子どもの名前を考えました。
妻の希望は「漢字一文字で、ありふれたものでないこと」でした。
画数を気にしたり、漢字の意味を調べたり、音の響きを声に出したり、
これって、僕たち夫婦の子どもに対する願いを言葉にしたものだなと感じました。
一種の呪文です。
「健」なら健康に育ってほしいとか、「愛」なら愛される人に、もしくは人を愛せる人になってほしいなど。
私はこの数年で一番声に出している言葉は、子どもの名前です。
ボキャブラリーの少ない子どもが一番耳にする言葉も自分の名前だと思います。
愛をこめて名前を読んであげましょう。子どもが自分お名前を好きになるように。
ところで、自分の前をうるさい状況でも聞き取れるといった不思議な経験はありませんか?
前は自分を形作るもとになっているのかもしれませんね。
なりたい自分を命名すると、新しい自分像が明確になるかもしれませんね。
かっての武将は、成長や出世とともに改名していました。
あるいは、先代の名前を受け継ぐということをしてきました。
言葉に言霊があるように、名前にも魂が宿ります。
魂の力がプラスに働くかマイナスに働くかは、あなたが自分の名前を好き嫌いかにかかっているような気がします。
自分を好きになる方法の一つは、自分の名前を好きなること。
好きになれない方は、ぜひ相談に来てください。