「収入が少ないから結婚できない」そう考えているあなたは、
過去の延長線上に未来があると思っていませんか?
それは、「すでに未来が決まっている」「努力しても無意味」ということですね。
そんな未来はつまらないですね。
「人生は何かに挑戦するために与えられて機会だ」と私は思っています。
人それぞれ、今の人生の中で解決すべき課題を与えられているような気がします。
親子や夫婦といった人偏関係や社会とのかかわり方、お金などの課題が。
これまでつらく悲しいことを経験されている方は、その経験を宝ものとして素晴らしい未来を築いていってほしいものです。
先日お会いした方は、数年間引きこもりをしていましたが、ある人との出会いで考えが一変し、現在はカウンセラーと講師という職業を通して人助けをしています。
彼は「引きこもりがあったから今の自分がある」と引きこもりの経験を宝物に変えてしまいました。
学校を中退した、正社員になれない、お金がない、大変な病気を抱えている、両親との関係がうまくいっていない、など人それぞれ問題を抱えていることでしょう。
それらを宝物に変えた人の中に松下幸之助氏という方がおります。
松下電器(現座はパナソニック)の創業者です。
幸之助氏は9歳の丁稚奉公から始まり、手元資金95円で独立し、「経営の神様」と呼ばれるようになりました。
体が弱かったので、人を使うことを覚えた。
学歴がなかったので、いい人材を求め。人の話に耳を傾けた。
「体が弱く、学歴もなく、お金がなかったからこの成功がある」と語られていたそうです。
お金がないなら稼ぐ方法を考えてみましょう。
正社員になれないなら事業を起こしてみしましょう。
病気を抱えているなら、自分と同じような病気で苦しんでいる人のために何ができるか考えてみましょう。
独りでいいアイデアが浮かばないなら本を読だり誰かに相談してみましょう。
すぐに答えがでなくてもあきらめず、考え続けましょう。
機が熟し、きっと芽吹くときがきます。
未来は過去の延長線上にあるのではなく、今の積み重ねの先にあるのです。
今のあなたの考え方と行動が未来を作るのです。
どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで
未来もどうなるものでもない。
いま、現在に最善を尽くすことである。
―― 松下幸之助 ――