親が結婚を反対する主な理由は次の通りです。
1 収入が低い
2 学歴が釣り合っていない
3 年齢の差がある
4 金遣いが荒らそう
5 頼りなさそう
6 家事能力が低そう
7 家柄の違い
8 子どもが結婚すると寂しい
9 子どもに変わって欲しくない
これを分類すると、
1,2,7のような「相手に対する条件面」と4,5,6のような「相手の印象」、8,9といった「親のエゴ」になります。
「この幸せを願わない親はいない」といいますが、子離れできないとつい親のエゴが優先してしまうようです。親が子離れしてくれないと、子供はなかなか親離れができない。優しい子は特にそうです。
30代位までの子に対する反対は上記のようなものですが、40代以降になると、次のよう反対理由が出てきます。
10 子供が自立できていない
11 親の面倒を看てくれるかどうか心配
独り暮らしをしたことがないと、親は食事や洗濯など生活の面倒をみていたので、特に「自立できていない」という思い込みが強く持つようです。
こういう時は、生活費を親に渡すようにすると、親の思い込みが薄れるようです。
終身雇用制が崩れ雇用環境が変わった影響もあるのでしょう。
親の扶養義務は20歳までです。
それまでに自立できるよう、育てあげたいものです。
11の老後の面倒は、子の経済状況と親子の関係性によるのでしょうね。
「親業」という書籍をお勧めします。親子の関係修復に役に立つ本だと思います。