「人材派遣で働いている人間は結婚相談所に登録できませんか?」という問い合わせを男性からいただきました。
直接お話しできなかったのと連絡先が分からないので、この場で回答させていただきます。
相談所によって回答は異なるともあるともいますが、当相談所は「派遣社員の方でも入会可能で、お世話いたします」ただし、派遣社員、正社員、公務員など雇用形態や職業にかかわらずお人柄を確認したいので、面談の上で正式にお答えできればと考えております。
現在日本で働いている人の約5人に2人は非正規従業員というといわれております。
この問題は見過ごすわけにはまいりません。
問い合わせの男性が心配されている点は、雇用期間や収入ではないかと思われますので、この2点について私見を述べさせていただきます。
・派遣の雇用期間
2015年に改正された労働者派遣法では、派遣スタッフが同じ派遣先で働ける上限として3年という期間を定めております。
これからどうしたいかヒアリングさせていただきます。現在契約延長や契約更新も可能ではないでしょうか。正社員になってからと考えていると、5年や10年はあっという間に立ってしまいます。
自営業など、跡取りのいないところに婿入りという方法もあります。
・派遣の収入
「平成27年度の労働者派遣事業報告書」(厚生労働書発表)によると、一般派遣の平均年収は278.8万円、特定派遣の平均年収は367.3万円で、正社員と比較すると118万円〜206万円ほどの格差があるようです。
確かに長期的な経済的安定性をみると確率的に正社員が勝りますが、人生は二人で切り拓いていくものでないでしょうか。
男性が家族を一人で養わなければならないというのはとても日本的な考えです。
世界では共働きは当たりまえ、中には女性が一家を養うといった国もあります。
当相談所は、ファイナンシャルプランナーやライフプランナー、コンサルタントなど幅広い人脈があるので、将来の人生設計や副業・複業のご相談にも応じられると思います。
大手企業でさえ副業を許可する時代ですから、派遣の方も第2、第3の収入源を確保されることをおすすめいたします。