一人では生きていられない
「俺が働いて、金を儲けて生活しているんだ」という。
ごもっともなこと、それには違いない。
それなら、働けるような一人前にはどうして成れたのか?
親が育ててくれた。それも違いない。
では、働いてお金を儲けて品物を買いに行く。
その品物は誰が作ったのか?
着る物は誰が作ったのか?
住む家は誰の作なのか?
天地間にひとりぼっちでは人間は生きてはいけない。
さらに、この大地は誰のものか?
空気? 水は? 太陽は・・・
押し詰めてゆくと、独りよがりの生活はあり得ない。
大自然の恵みによって生かされているのだ。
月のように美しく(愛)
太陽のように暖かく(光)
大地のように力強く(力)
この三者の働きがあらゆる生命を生かしていることに気付く。
人間、自分の力だけでは生きていられない。
多くの力によって、生かしていただいているのである。
くらま山「心の糧」より。
感謝です。
コメントをお書きください