この幸せを望み、結婚してほしいと思う親は多いようですが、
いざ相手が見つかると、反対する親が少なくありません。
自分で育てた息子や娘なのに、彼らが選んだ相手を受け入れられないのはなぜなのでしょうか?
ひとつには、子供より家や財産のことを機にかけているというケースがあります。
確かに、親のほう人生経験も豊かで見る目もあるでしょう。家柄や学歴、世間体を気にすることもあるでしょう。子供のことを一番理解していてふさわしい相手も見分けられると思っている。
いわは子供の人生にレールを引いているようなものですね。外れそうようとしようものなら反対する。
きっと、失敗や苦労をしてほしくないという気持ちなのでしょう。
でも、ひとは失敗や困難を乗り越えて成長していくものです。
立って歩けるようになるまで何度転んだことか。
いつまで子供の面倒を見ることはできません。
いずれ立場は逆転し、子供に面倒を、介護をしてもらう時が来ます。
あなたの子供の意思と決断を尊重し、頼りになる大人になれるよう応援してほしいものです。
たとえてみれば、親とは卵の殻のようなものです。
ある時は、外敵から守ってくれる防波堤です。
しかし、独り立ちしようと思い立ち、外の世界を見てみたいと思った時には壁のように立ちふさがってくるのです。
成長するには、いずれこの壁を乗り越えねばなりません。
乗り越えられなければ、親が生きている限り大人になれません。
なぜなら、親にとってあなたはいくつになっても子供なのです。
子にとって親の反対を乗り越えることは、自分の人生とパートナーに対し責任を持つという決意を固めるきっかけになることでしょう。
子を持って初めて親になれるのではないでしょうか?
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