明日から7月、夏本番。季節の節目には体調を壊しがちです。昔はこんな時期に疫病がはやったのかもしれませんね。
6月30日は「夏越の祓」といって、茅の輪をくぐることで、身の穢れが祓われ無病息災や福がもたらされるという言い伝えがあります。
この時、大麻で身を清め、ひとがたに切った白紙で体をさすり三度息を吹きかけ、自分の身代わりとして水に流したり燃やしたりお祓いを受けます。
知らず知らずのうちに犯した罪や、積り積もった心身の穢れを取り除くことができるといわれています。この罪とは、草を抜いたり、虫を踏んづけたり、食事として肉や魚を食べることも含まれます。生きていくために避け得ない罪かもしれません。
穢れ(けがれ)とは、「きがれ」とも言い、「気が枯れる」ことです。心身の穢れを祓いリフレッシュし気をもとの状態に戻すのです。
茅の輪の「ち」は大和言葉では「パワーの源」を意味するそうです。
「ち」の付く言葉には、「血」「父」「乳」などがあります。
「ち」から来るものがそれこそ「力(ちから)」です。
婚活疲れをしている方、五月病と梅雨で疲労している方、この機会にリフレッシュし、明日から残り半年、元気に行き(生き)ましょう。
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