「おまえは外人だからわからないんだ」

これはNHK連続テレビ小説でマッサンが奥さんのエリーに行ってしまった言葉です。

「外国人だから」「女だから」「子供だから」こんな言葉を耳にするたび心が痛みます。

相手は、あなたのために何かしてあげたいと一生懸命なのです。

それを「分からないもの」と決めつけてしまうのはいかがなものでしょうか？

確かにわからないかもしれません。

しかしわかろうという気持ちは汲んであげるべきではないのでしょうか。

心理学的に言えば、人は自分のことでもわかっていない部分があるそうです。

他人には見えていても自分には見えていない部分もあるのです。

自分の背中がいい例です。

互いに生まれた場所や生活環境、習慣、考え方などがちがっていて当たり前です。

分かり合おうというのがコミュニケーションであり、愛なのではないでしょうか？

口に出し側の気持ちもわからないわけはありますが、これらの言葉は相手を全否定し拒絶し傷つける言葉です。

おお互いに一生を共に生きていこうと決めたのですから、助け合って生きていってほしいものです。一番の見方はあなたのそばにいるはずです。