NHKは国民に何らかのメッセージを送っているものと、常々感じていました。
特に連続テレビ小説はそんな香りがいっぱいします。
たとえば「あまちゃん」(2013年前期)は、東日本大震災にかかわった方へのエールを。
続く「ごちそうさん」(2103年後期)は、日本食が世界遺産に登録されたこととの関係を感じます。「もっと日本食文化を見直そう」そういう声が聞こえてきそうです。
「花子とアン」は、「もっと本に親しんで、想像の翼を広げよう」「夢を持とう」など。
考えすぎかもしれないが、「体内記憶」もサブメッセージなのかもしれない。
体内記憶は、池川クリニックの医院長が提唱するものです。
「子供はお母さんを選んで生まれてきている」だから、「親と子の心のつながりを大切にしよう」というメッセージを含んでいる。
そして現在放送中の「マッサン」。
ヒロインが初の外国人。前3作は、
ヒロインの幼少期から始まり成長していく姿や、回想シーンからはじまっていましたが「マッサン」では、夫婦が主役のようです。
しかも国際結婚。
現在の日本では、少子高齢化の問題を通り過ぎて、人口減少問題がクローズアップされています。この問題を解決する一番の特効薬は「国際結婚」なのかもしれません。
これまでは結婚しても子供が生まれないと人口増にはなりませんでしたが、国際結婚では結婚によって人口が確実に一人増えます。
日本人女性と違って、年齢差を気にしない方も少なくないので、中高年の男性でも子供を持つことが可能になります。
現在の男性の生涯未婚率は10人に2人。15年後は10人に3人との推計です。
生涯未婚者とは、50歳までに一度も結婚したことのない方を指します。
50~54歳の初婚者は1年間で1000人に4人、55~59歳では2人ですからうなずけます。
結婚相手を探すお手伝いをしているわたくしとしましては、婚期を逃した方の可能性を高めるためにも国際結婚を選択肢の一つとしてご提案していきたいと思う今日この頃です。
実は「マッサン」にはマッサンとエリー以外にも国際結婚をしている人がもう一人いるのです。
キャサリンこと種子さんです。
興味のある方は是非「マッサン」を見てください。
今日はここまでですが、今後も「マッサン」取り上げていきたいと思います。
そういえば、田中大作役の西川きよし氏も、実生活では国際結婚をしているのです。
こういうキャスティングにも意味がありそうですね。
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