三高男子(高学歴、高収入、高収入)から三低男子(低姿勢、低依存、低リスク)が婚活する女性の理想像が増えているそうです。低リスクとは、リストラや事故に巻きもまれることのすっくない職業、たとえば公務員や教師など安定した職業、手に職や資格を持っていることをさします。
結婚相談所を利用してお相手探しをする場合、条件を重視する人が少なくありません。とくに女性の場合、男性の年収は目を通されます。
では、社会人の平均給与といくらなのでしょうか。
平成24年度の国税庁のデータを元にまとめてみました。(カッコ内は平成19年度のデータ)
1.日本人の平均給与は、408万円です。(437万円)
栃木県の平均年収は475万円【男性517万円、女性326万円】と全国平均より高く、とくに女性の平均年収は全国平均より2割も上回っている。
2.男女別にみると、男性502万円(542万円)、女性268万円(271万円)で、ほぼ2対1です。
3.正規・非正規でみると、正規468万円【男性521万円、女性350万円】、非正規168万円【男性226万円、女性144万円】です。
4.平均給与の内訳は、平均給与・手当は349万円【男性427万円、女性233万円】、平均賞与は59万円【男性75万円、女性35万円】です。
5.給与水準では、300万円~400万円の者が最も多く【構成比18.0%】、200万円~300万円が17.1%と次に多くなっています。
男性では、①300万円~400万円の者が19.2%とも多く、次いで②400万円~500万円の者が17.4%です。③200万円~300万円の者が13.5%、④500万円~600万円の者が12.7%、⑤600万円~700万円の者は8.2%、⑥100万円~200万円の者が7.6%となっています。
女性では、①100万円~200万円の者が26.7%と最も多く、次いで②200万円~300万円の者が22.4%、③100万円以下の者が16.6%、④300万円~400万円の者が16.1%です。
6.年齢別でみると、男性は50~54歳の634万円、一方20~24歳は260万円、25~29歳は367万円となっています。
お相手に対する条件として年収をたずねると、600万円以上と感性でお答えになる方がいらっしゃいますが、年齢や資産の有無、内助の功も考慮し、現実的な数字を出されることをお奨めいたします。
でないと、いつまでもお相手が見つけられず、一生ひとり身となるやもしれません。
独身男性の多くは原石です。それを磨いて宝石に変えるのは、女性の役割であり、楽しみであるのではないでしょうか。
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