少子高齢化、晩婚化のわがくにとって、不妊治療は深刻な問題です。
数百万円の不妊治療よりファスティングを
(三日食べなきゃ七割治るより抜粋)
「子どもができないなら、断食しなさい」
わたしは講演などでも力説します。ある会場で講演後、若い女性がおずおずと近づいてきました。
「実は、わたしも不妊治療をやったのです」
いくら使ったのか聞いて、のけぞりました。200万円以上使ったというのです。
「もったいない。ファスティングすれば、すぐに子どもはできたのに……」
彼女も、くやしそうに唇をかんで首をふります。まさに、知らないことの悲しさです。
「不妊は病院の不妊治療でしか治らない」という誤った情報が教育(狂育)やマスコミで流され、国民ほぼ全員が〝洗脳〟されているのです。日本は情報化社会といいますが、それは真っ赤な嘘です。まさに、家畜を飼うようにニセ情報が、まことしやかにマスメディアから流され、人々は巧妙にマインドコントロールされているのです。
人間は、機械ではなく生命体です。それは〝生命〟という人智を超越した絶妙なシステムで動いているのです。「子どもができない」――それはただ精子が詰まったとか、卵管に障害があるなどといった機械的な問題が原点ではありません。精子や卵子が乏しい、弱い、というのも、背後には生命力が弱っているという大きな問題があります。ところが現代医学では、ここでも機械論的に考えます。つまり、男性ホルモンや女性ホルモンの投与で、精子、卵子を増やし、活性化させようとするのです。しかし「ホルモン療法こそ、不妊症に効果はなく、危険である」と現役の産婦人科医が告発しているのです。
現代医学の不妊症の定義と因子を一覧して唖然とするのは、栄養学的な因子をまったく無視していることです。カロリー制限やファスティング(断食)で子どもが生まれることは、多くの医療現場でも確認されています。民間の断食道場などでは、古くからの常識です。なのに、病院の不妊治療の医師たちは、これらを故意に黙殺しているのです。そして、彼らは投薬や手術、さらには対外受精などのようなアクロバテックに先進医療のみに専念しているのです。食生活や栄養の問題は一顧だにされていない。
これでは、不妊治療に何百万円も投じても、子どもができないのも当然です。一方で、断食道場の費用は、最先端(?)の不妊治療にくらべて、はるかに安いことは、いうまでもありません。不妊治療の第一歩は食の見直し、そしてファスティングだと思います。
※ファスティングは、英語のfastという動詞(断食する ・絶食する・精進する)の名詞形。つまり、「断食」「絶食」を意味します。
※NPO法人薬害研究センター 理事長の内海聡氏のfacebookより
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