宇都宮の北西に篠井いう地区があります。
長年宇都宮に住んでいても、篠井は日光に行く際に通過するだけでした。
ここでコミュニティカレッジが開催されたので参加してまいりました。
販売士の血が騒いだというかもしれません。
バス2台に分乗し、地区を視察しました。
・篠井ニュータウン(69坪で496万円など)
・栃木県のへそ公園(80本の桜を植樹し、現在整備中。宇都宮アルプスの入口です。
・東海寺(海のない栃木県に、海の付くお寺の名は興味をそそられました。篠井金山でなくなられて方を供養したお寺だそうです。)
・ハミングバード飯山飛行場(栃木県内にはラジコン用の飛行場が4カ所あります。ここは山に囲まれているので、風の影響を受けにくいそうです。)
・飯山集落(ほぼ全家屋が屋号を持っているという集落です)
・福祉作業所しのいの郷
・原坪屋台(東照宮で働いた宮大工が作った屋台で、見事な彫刻や色彩が施されています。篠井地区には6台あり、4年に一度の天王祭のときに練り歩くそうです)
・JA篠井支所(統合で3月に閉鎖されるため、この施設の有効活用が望まれています。農作物を貯蔵する大谷石の蔵や屋根付き広場があるので、イベントや商業施設として活用できそうです。倉に使われていたピンクの桜石が珍しかった)
・しいたけハウス、リンゴ園
・冒険活動センター(栃木県内93校の小中学校が利用する施設です。子供連れの家族も利用可)
・手打ちうどん椎名(冒険活動センターのそば。ゆずうどんなどの変わり種うどんが10週種類(季節限定)。味噌だれにつけて、うどんを食べることもできます。篠井では味噌も地場で製造)
篠井地区市民センターに戻り、篠井の紹介DVDを鑑賞し、地域の現状と課題をうかがいました。(何が課題かは触れていなかったようですが)
そして6グループに分かれてワークショップ。
「コミュニティ資源の活かし方」がテーマ。
篠井地区は宇都宮市内で最も高齢化率が高い地区なので、「新しい家族に移住してもらいたい」というのが本音のようです。
(高齢化率:宇都宮市21.3%、篠井地区30.1%)
シカやイノシシ、タヌキが出没するなど、自然豊かな地域です。
宇都宮や旧今市の商業施設まで車で10~20分で行けます。
喧噪に疲れた方、自然に囲まれた生活をしたい方にお勧めしたいと思います。
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