2014年(平成26年)は甲午(きのえうま)ですので、恵方は東北東です。
初詣に行かれる方は、東北東にある神社をお勧めします。
そもそも恵方とは、歳徳神(としとくじんん)という、その年の福徳を司っている神様がいらっしゃる方角を指します。
恵方巻きをその年の恵方に向いて食べるという風習が関西地方にありました。
大手コンビニが関東に恵方巻きを紹介し、恵方という言葉が知られるようになったのは10年ほど前です。
この恵方の方角は毎年かわりますが、実は4つの方角しかありません。
東北東、南南東、西南西、北北西の4つです。
決め方は詳しくは分かりませんが、十干を用いた周期的なものです。
※十干とは、五行説と陰陽道が結びつき、木、火、土、金、水の5つと陰陽の2つで10を周期としたものです。①甲②乙③丙④丁⑤戊⑥己⑦庚⑧辛⑨壬⑩癸(①こう、②おつ、③へい、④てい、⑤ぼ、⑥き、⑦こう、⑧しん、⑨じん、⑩き)がそうです。陽と陰を、兄(え)と弟(と)とし、甲を「木の兄(きのえ)」、乙を「木の弟(きのと)」と読みます。
恵方は十干ごとに決まっているので、その年の十干を4つの方角に当てはめればすぐわかります。
年の十干 |
方位 |
①甲(きのえ)・⑥己(つちのと) |
東北東 |
②乙(きのと)・⑦庚(かのえ) |
西南西 |
③丙(ひのえ)・⑤戊(つちのえ)⑧辛(かのと)・⑩癸(みずのと) |
南南東 |
④丁(ひのと)・⑨壬(みずのえ) |
北北西 |
十干は10年周期ですが、南南西の方角は他の方角の倍の4回巡ってきます。
Wikipediaより引用
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