外国の方に触れる機会が増えてきたので、「やさしい日本語セミナー」を受講してきました。
「やさしい日本語」は、日本で暮らす外国の方と、日本語でコミュニケーションをとる有効な手段のようです。
とてもためになりましたので、セミナーの内容をご紹介させていただきます。
日本にいる外国の方と会話する際、「英語で話さなきゃ」と思いがちです。
短期滞在の旅行者はそうかもしれませんが、日本に暮らしている外国人に対して事情が違います。
現在栃木県には100カ国以上の外国籍の方が暮らしています。
英語ができない外国人も多く、また私たち日本人も英語が得意な人ばかりではありません。
日本で暮らす外国人が、一番触れる機会の多い外国語は日本語です。
私たち日本人同士が普段話している日本語より、優しい日本語のほうが外国人へはよく伝わります。
「やさしい日本語」で話すポイントを説明する前に問題です。
あなたなら、分かりやすく外国人に伝えるとしたら、何と言い換えますか?
Q1.次の単語を何と言い換えますか?
「給水所」「身分証明書」「公共の交通機関」「予防接種」「ライフライン」
Q2.次ぎの文は何と言い換えますか?
「ご出身はどちらですか?」
「いつ日本にいらっしゃいましたか?」
「おかけになってお待ちください」
「安否を確認してください」
「この先、通行止めのため、迂回してください」
できましたか?家族や友達と相談してみるのもOKです。
意外と難しかったのではないでしょうか。
では、「やさしい日本語」で話す時の主なポイントをご紹介いたします。
①ゆっくり話す
②文を明確に区切る。短い文で話す。
③熟語はなるべく使わない。(相手が漢字圏の場合は、通じることもある)
④専門的な言葉や難しい言葉は、日常的によく使うコトバに言い換える。
⑤カタカナ外来語はできるだけ使わない。
(外国語での意味とは異なる。発音が違う。日本での造語である場合がある)
⑥抽象的な表現は避けて、具体的に伝える。
⑦尊敬後や謙譲語を使いすぎない。
⑧修飾語を減らす。
⑨例を挙げる。
⑩回りくどい言い方は避ける。
⑪相手の様子を見ながら、理解しているどうか確認する。
(「分かりますか?)ときく)
11のポイントを参考に、再度挑戦してみてください。
言い換えの例はこちらをご覧ください。
もし日本語が少しでもわかる外国人に出会ったら、11のポイントを思い出して話しかけて見てください。
難しい言葉を使うより、やさしく話すことのほうが大変かもしれませんが、きっとあなたの世界は広がっていくことでしょう。
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