当相談所に相談に来られる方の、お相手に対する要望を聞いているうちに疑問も持ったので「夫婦の年の差」を調べてみた。
芸能界では加藤茶さんやラサール石井さんの年の差婚が報じれ、中高年で期待を持たれている方も少なくない。俗に言う(?)「加藤ちゃんシンドローム」である。
30代の男性で、「年上でも可」という会員は多い。一方中高年になると、10歳以上年離れた年下の女性を希望される男性はいまだに多い。子供のほしい男性の気持ちなら分かるが、たとえば、60代の方が40代、50歳のお相手を希望される。
一方50代、60代の女性は年下の男性を。ギリギリ同年代か、1,2歳年上までを希望される。
女性の方が長生きすることを考えれば、あり得る選択肢だと思う。
ここに、結婚してくれるお相手が互いに少ないという中高年のミスマッチが発生している。
60代の結婚された方の割合が1000人に1人以下だということが理解できる。(2010年国勢等差より)
表を見てみると、男性が同年~4歳年上というのが57.6%・姉さん女房が23.6%。
5歳以下の女性を伴侶に迎え入れられてのは18.6%と、年の差婚は減少傾向にあり、
夫婦の年の差の平均は約2歳です。
栃木県では同年代婚が19.2%、夫年上が57.6%、姉さん女房が24.1%と同年代婚を上回っています。(平成19年統計)
このような統計を参考に、現実を見据えて、婚活に取り組んでほしいと思います。
by 宇都宮結婚相談所 益子